2013/07/29
ワンダーフェスティバル2013夏
7月28日の日曜日に幕張メッセでワンダーフェスティバルが開催されました。
半年に1度開催されるガレージキットのと販売イベントです。
このイベントではとても気合いの入った作品がたくさん見られます。
今回は会場で見かけましたレイズナーのガレージキットを少しだけご紹介したいと思います。
どれも愛の溢れる素晴らしい作品ばかり。
死鬼隊のマスクはずっと出展されていて、写真のものはVer3との事で驚きです。
次回もレイズナーの申請お待ちしております。
2013/07/28
特典制作日記3
お借りした沖浦さんの原画や谷口さんの修正が入った原画コピーなど貴重な資料が盛りだくさん。
ぎりぎりまで色んな物を詰め込んでいる特典。
本日は記録全集に収録します秘蔵レイズナー原画集についてです。
この原画は沖浦さんからお借りできた為に収録できました。
その経緯をちょこっとご紹介しますね。
デジパック画稿の打ち合わせを終えた後にレイズナー制作時のお話を色々と伺いました。
あ、これは私が必ず聞いている事で、完全に趣味です(笑)。
役得ですねー。
いやー楽しかった(笑)。
そんなお話の中で谷口さんが修正を入れた原画のコピーを実家に保存してあるとお聞きしたのですよ。
しかも、ちょうどタイミングよく帰省する用事もあるので持って来て下さると!
この時点でも記録全集に収録できるかどうか不安でしたが、
まずは自分が見たい!
つーかなんとかぶっ込めばいいだろ。(こういうお仕事はしちゃ駄目です。)
絶対入れたいし。(完全にわがままです。)
なので、何はともあれひとまずお願いしました。
お借りしたコピーですが、内容にも圧倒されましたがその量にも驚きましたね。
ひとまずコピーをとってニヤニヤ。
一人ご満悦です。
その後、記録全集へねじ込んで何とかページを作ってもらいました。
ライターさん本当にごめんなさい。
次から次へと仕様変更をさせてしまって。
これでも反省はしてるんですよ。
こんなに振り回されて関係者の皆さん本当に申し訳ありません。
でも、お仕事お願いする前に宣言しておいて良かった。
「これは自分のドリームボックスなので無茶をお願いしますがつきあってください。」
って。
2013/07/27
色紙その5 毛利和昭さん
毛利和昭さんから色紙をいただきました。
アンナの髪型がちょっと違うような・・・?
実はアンナの初期案を毛利さんが描いていたんですね。
記録全集に収録されていますアニメアール座談会でちょこっとふれていますよ。
読み応えたっぷりの記録全集完成が待ち遠しいです。
ええ・・・今も徹夜で作業中だったりします。
毛利さんには通常版OVAのジャケットもお願いしました。
こちらも公開をお楽しみに!
2013/07/26
特典制作日記2
今回の目玉とも言える特典の1つ、記録全集。
その中でも個人的に一番のお勧めは新規に収録した制作スタッフのインタビューです。
ブックレットというのはページ数に収める都合上、インタビューに割けるページ数が決まっていたりします。
しかし今回は記録全集。
ページ数は気にしなくても良いんですよ!(そんな訳ない。)
ページ数は増やしたらいいんですから。(バップさんごめんなさい。)
なんせレイズナーは現在も第一線で大活躍されている方が沢山関係している作品。
制作スタッフの話を沢山聞きたいじゃないですか。
そして、その証言を世に出せるチャンスを持っているのは今しかないんですよ。
アニメアール座談会とか絶対に外せないんですよ!
そんな思いで、まずはドリームが詰まりに詰まったインタビューをとるリストを作りましてバップさんとご相談してみました。
ここから引き算で現実的な数に落とし込まれていくんですよ。
普通はね。
バップさんもノリノリでした・・・。
ええ、正直若干引きました。
これ全部やるの凄く大変だよー。
というか、この企画通すのかよー。
そんなスタートだったのは今はいい思い出です。
それではどんな方々に話を伺ったのか?
Twitterでインタビューをとったとつぶやいていたので分かっている方は多いと思いますが、まとめますと下記の通りです。
対談
高橋良輔監督 × 伊東恒久さん
アニメアール座談会
毛利和昭さん、吉田徹さん、沖浦啓之さん、小森高博さん
インタビュー
大河原邦男さん(メカニックデザイン)
谷口守泰さん(キャラクターデザイン)
網野哲郎さん(演出)
加瀬充子さん(演出)
谷田部勝義さん(演出)
今西隆志さん(演出)
以上12名の方にお話を伺ってます。
内容も80年代ロボットアニメファンなら間違いなくニヤニヤしてしまいますよ。
というわけで、是非お読み頂きたいです。
さあ、すぐに予約しましょう!
8/10のオールナイトでは特典物の展示ができたらいいなぁ。
早くお見せしたい・・・。
と、本当に思っているのはバップさんだろうなぁ。
ごめんなさい。
必死に作業してます。
ではでは。
2013/07/25
リマスター日記(OPパート)
毎日更新と宣言して、早くも公開気味です。
その場の勢いで軽はずみな言動はよくないですよ。
自分のくびをしめますから。
はい。
今日はOP(オープニング)の事について書きます。
ええ、本日の作業で思い出したので忘れないうちに。
OPは毎回使うのでフィルムを使い回します。
そのため何度もコピーをとっていくので、状態が悪くなるわけです。
回が進むにつれて映像が観づらくなっていくのは当然。
ですから基本的な考えだと1話が一番良い状態な筈です。
が、現実はそんな事もないんですね。
実際レイズナーは9話のOPが一番状態が良かったようです。
リマスターノートに書いてあったのでたぶんそうです。
ちょっと不思議。
とにかくOPは一番目にする気合いが入っちゃうパートなので重要ですね。
細かいVer違いも見落とせません。
HDリマスターの作業行程では全編でOPの種類がいくつあるのか確認します。
絵はもちろんですがクレジットの表記が変わっているのも含めてです。
クレジットの内容が変更されてしまっては困りますからね。
ちゃ~んと再現する方針で作業しています。
レイズナーは大きくわけて前半と後半の2種となります。
そこで一番状態のよいOPを探し出します。
レイズナーでは9話ですね。
ちなみに後半は27話が一番状態が良かったです。
状態の良いOPを選んだら徹底的に綺麗にし、それを各話の頭に収録するわけです。
先にも書きましたがリマスターの作業を行ってくれるのはポスプロのオペレーターの方々。
抜群の腕でとても奇麗にしてくれます!
クレジット表記に変更があった回は該当のカットもリマスターし、差し替えます。
こうする事によって全編のOPを奇麗なものししていくのですよ。
簡単に書いてますけど、この行程も凄い大変なんですよねー。
探すという行程が凄く気を遣いますしね。
そういう意味ではこの時点で既にOPを何十回、何百回も観ているケースもあります。
さて、お気づきかと思いますがレイズナーのOPは1つ問題があります。
本来このリマスター済みOPを差し替えるという行程は単純に差し替えるだけで済む筈です。
しかしレイズナーは途中で本編のダイジェスト映像がインサートされます。
単純に差し替えるだけなく、毎回毎回OPを差し替えたら更にダイジェストを差し戻すという行程がかかります。
もしくはダイジェストをはさんでOPの前半と後半を別々に差し替える。
どっちでもいいけど面倒ですね。
このOPはレイズナーの魅力の1つと言っても過言ではないでしょう。
気は抜けません。
地道にこの差し替え作業を行うのでした。
38本分も・・・・。
リマスターも終わりに近づいたある日知ってしまうのです。
驚愕の事実。
OVAはダイジェストの尺がTVと異なる事を!
そりゃないよ・・・。
つづきはまたそのうち。