パズルのピースを埋めていく作業
レイズナーの仕事で役得だな~と思うのは当時のスタッフに色々な話を直接聞けた事です。
記録全集に可能な限りの内容を掲載しているものの実際にはページに収まっていない内容もあったりするのですよ。
中にはそっと胸に閉まっておくしかない事もあったり無かったり・・・。
本日はそんなこぼれ話を1つ。
今回のBOXで画稿に使用している背景は獏プロダクションにお願いしました。
獏プロダクションには美術監督を努められた本田修さんがいらっしゃって、打ち合わせの際に当時の話を色々とお聞きしました。
面白かったのはSPTのコックピットは本田さんが描かれていたという事です。
最初の1点を大河原さんが描かれて、それを参考にバリエーションを描かれたそうです。
てっきりコックピット周りは大河原さんが描かれていると思っていたのですが、ベイブルや他のSPTは美術さんが担当されたのはちょっと意外でした。
他にも当時描かれたレイズナーの美術ボードを見せてもらえて役得だなーと思ったり。
もちろんサンライズにも保存はしてあるのですが、コピーやデータですからね。
生で見られる機会は貴重です。
こうして数十年前の事を色んな人に聞いてそれを頭の中でまとめていくのはパズルのピースが埋まって行くようで本当に楽しいですよ。
レイズナーを担当できて幸せでした。
さて、発売日まであと二日・・・。
という事は長かったこのコラムもあと二日か?