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STAFF COLUMN

2013/08/19

特典に小説『蒼き流星の行方(復刻版)』が決まった経緯

BD-BOXの特典というのはいつも企画時に最も頭を悩ませる問題です。
これは以前にもお話しましたね。

初回限定版につきます、小説『蒼き流星の行方(復刻版)』はどうして決まったか?
実はワンフェスにてディーラーをまわっている際に、レイズナーで出品している人たちにお話を聞いてみました。

「BD-BOXが出る時にはどんな特典が嬉しいですか?」

その際にこの小説がついたら嬉しいという声が多かったんです。
これは1997年に発売されたLD-BOXの全巻購入特典で、手にした事がない人が多いようです。
自分も噂には知っていたものの、読んだ事はありませんでした。
エイジはグラドスに渡ってどんな活躍をしたのか?
レイズナーMk-2が活躍するこの小説を是非読んでみたい!
これを読むには特典につけるしか方法はない!
早く竹田さんに相談しなきゃ。

そのワンフェス会場で竹田さんと会いました。
もちろん竹田さんは快諾。
そうなれば話は早い。
バップの担当さんにもすぐに相談し特典の1つとして決定したわけです。
あまりにもトントン拍子でちょっと怖いですなあ。

今回のこの小説は竹田さんの希望により多少の改稿がされています。
当時の小説をお持ちの方は読み比べてみるのも良いかもしれませんね。


担当は日頃からファンの方に特典はどんなものが嬉しいかリサーチをしています。
この作品のBlu-ray BOXにはこんな特典がついたら嬉しいなんてお話はいつでも大歓迎です。
Twitterのおかげで気軽に話しも聞けたりもしますしね。
見かけたら直接聞かせてもらっても結構です。
そんな要望を気軽に聞かせて下さい。
皆さんの意見を参考に素敵なBOXを作れたら幸せです。

2013/08/18

色紙その9 井上和彦さん


アルバトロ・ナル・エイジ・アスカ役の井上和彦さんよりいただいた色紙をご紹介します。
サンフェスに来られた方はすでに見られていますね。
井上さんにはオーディオコメンタリー、サンフェスでのトークイベントでお世話になりました。

今回作成したPVでは井上さんに新規で収録をお願いしています。
これは何度か話題にしてますよね。
PVはどこかお披露目の場を調整中ですのでご期待ください。

自分たちで考えた台本を井上和彦さんに読んでもらう。
ちょっと嬉しくありません?
まあ最高に嬉しいんですけど(笑)。
担当者の役得だと思います。
機会があればまたやりたいですね。

2013/08/17

職場紹介

机後ろのキャビネット

スタッフコラムのネタを提供してくれよ!

「レイズナーは色々大変だったけどさ、お前もう全部書いちゃってるじゃん。」

先輩に知恵を借りようと思いましたが無駄でした。
役に立たない先輩です。
やはり自分でひねり出すしかないようです。

レイズナーの作業自体は昨年からスタートしていた為、
事前に取っておいた写真を確認していたらネタありました。
というわけで今回はちょっと趣向を変えて仕事場をご紹介します。

画稿が完成するまでには様々な行程があります。
私は完成までの段階を随時確認できるようにそのコピーや印刷したものをキャビネットに貼っていきます。
写真はある日のキャビネット。
席の後ろにあるキャビネットを占領して、ひたすらレイズナーで埋めていましす。(現在進行形)
最初はラフをコピーしたもの、次は原画のコピー。
そして色がついたら印刷したもの。
最後は特効の作業が終わった物と、それぞれの行程で完成がイメージできる形に組み立てて印刷したものを目に入るところへ貼っているわけです。

どうですか?
テンション上がりますよねー。
部署を訪れる人たちが感想を聞かせてくれると更に調子に乗る担当者というわけです。
自分が描いたわけじゃないのに超ドヤ顔。

あ、ちなみにこの横にもう2つほどキャビネットがありますが、全てレイズナー関係で埋めてます。
点数字が多くて、磁石が足りなくてなってきているのが最近の悩みです。
ガンダムWの担当も真似して画稿を貼りたがっていましたが、後輩なので知りません。
レイズナーの画稿をひたすら見せつけるのも目的なのです。
貴重なスペースをとられてたまるもんですか。
もっとも、このキャビネットから遠くの席に座っているので仕方ないのです。
こうしてレイズナーに囲まれた机で仕事をしているのでした。

2013/08/16

FutureTechnology S.P.T


暑い毎日が続きますね。
こう暑い日が続きますと体調を崩される方も多いのではないでしょうか。
私もレイズナーナイトが終わって気が抜けたのか、体調を崩してしまいました。
皆さんは気をつけてください。
9月18日までは気を抜いてはいけません!

会社のロビーにレイズナーのポスターを貼りました!
貼ってる最中に通りかかったスタッフにも良い反応でちょっと嬉しかったり。
隣のポスターはSHORT PEACEという作品で、個人的に超お勧めなので良かったら見てください。
特にサバゲーをやる人は『武器よさらば』がお勧めですよ。
と、ちょっと宣伝してみたり。

今日は記録全集に収録していますFutureTechnology S.P.Tについて書いてみようと思います。
これは当時B-CLUBというバンダイが発行していた模型雑誌に連載していたものです。
私はこの連載の事を知りませんでした。
正確に言いますと、どれくらい連載が続いた物かを知らなかったんです。
当時の小学生の私にとってB-CLUBは本なのに本屋で買えないという何とも不思議な書籍でした。
それに週刊誌や月刊誌のように発売日が明確になっていない。
ですので断片的な記憶しか残っていなかったのです。

それが何故、今回の記録全集にまとめる事になったかというお話。
宣伝ポスターの打ち合わせを田村さんとしていた時の事です。

「レイズナーのBD-BOXにはどんな特典がついたら嬉しいですか?」

田村さんは即答でB-CLUBに連載されていたFutureTechnology S.P.Tをまとめて欲しいと言いました。
FutureTechnology S.P.Tはこれまでまとまった書籍は出ていないとの事。
是非、特典で読めるようにしてほしいと。
こうした経緯で記録全集に収録しようと決めたのでした。
こっから先は色々と調整のお話なので割愛。

というわけで今回のBOXは様々な人の意見をお聞きして計画しているのです。
私がここで色々と書いてはいますが、他にもライターや小説を書かれた竹田さんといった大勢のレイズナー好きにアイディアをお借りして成り立っているんですね。

このBOXはレイズナー好きのアイディアが集まったBOXになっています。
ですからレイズナー好きにはきっと満足してもらえるBOXになったと思いますよ。
是非、お手元にとってもらえたら嬉しいです。

ああ・・・なんか最終回っぽい。
いや、いっそう最終回でも・・・(笑)。

2013/08/15

BOXは豪華印刷その2


レイズナー公式サイト更新のニュースはweb担当が書いています。
チェックを依頼されまして確認しますと、
最下行に「スタッフコラム毎日更新中です。」と・・・
慌てて「随時更新」と修正してもらいました。
はい。
最近すっかり弱気になってます。
毎日更新て・・・。
ねえ?

昨日は裏面のザカールの写真をお見せしていませんでした。
今日はちゃんと写真を撮っておきましたのでお見せできます!
「初回限定版より優れている通常版などおらぬ!」
徹底的に初回限定版押しのアピールです。

こうしてみると箔押し印刷がどんな物かよく分かりますね。
キラキラ光って素敵。
そしてもう1つ。
今日の注目してほしいのは上面に見える箔押し印刷部分です。
写真、ちょっと分かりづらいですね。
通常版の方なら絵柄は確認しやすいかもしれません。

当初、上面には何もデザインを入れる予定はありませんでした。
デザインチェック時にグラドスの刻印が入った物が上がってきたんですね。
デザイナーが入れてくれたんだと思います。
う~ん・・・こうきたか・・・。
どうしよう・・・。
まあ駄目もとだと思って電話をかけてみました。

「グラドスの刻印も箔押しでお願いします!」

印刷というのは色数が増えるとコストが上がっていきます。
実は、ザカールは当初赤い箔押しでレッドパワーをイメージしていました。
青いレイズナーと赤いザカール。
かっこ良くないですか?
しかし刻印が単色の印刷ではせっかくの箔押しが興醒めと思ったわけです。
そこでまた無茶ぶりが発動してしまいました。

「ザカールも金色にしてください。それで刻印も箔押しで!」

そんなこんなで現状の仕様が決まりました。
何度目の無茶ぶりか分かりませんがお願いしてみるものです。
ここでまたコストを上げてしまいましたね・・・。
本当にごめんなさい。
やっぱやりすぎだよなぁ。
もし後輩がこんな仕事の仕方してたら叱ってると思いますよ。

さて、メダルには表があれば裏がある。
上面があれば底面もあるわけで・・・。